カテゴリ: 観劇の話

こんにちは、のとえみです。

えみてんの公演が終わってから、すぐ次の準備に入らず、私はのほほんと過ごしています。それもそのはず、天神さんが劇団P.O.D.さんの公演に客演に行っているからです!その公演を観に行ってきましたよ~。

2019-02-24-1
Twitterで耳にしたのですが、なんと初日の23日は300名以上のお客様で客席はいっぱいだったそうです!わー、すごい!そんな公演に天神さんは客演!「天神さん!観に来られた方にファンになってもらって、えみてんも観に来てもらえるようにお願いしますね!!」と心の中で応援していましたよ...!(あれ?応援?プレッシャー!?笑)

さて、物語は長崎の民宿を舞台にした、幼馴染やその友人たちの群像劇。あの子はあの人が好きで、でもあの人は別の子のことが好きで...というすれ違いの想いが時間の経過とともに複雑になり、伝えられない想いとなっていきます。その想いをどうするのか。最後まで目が離せないストーリーでした。

登場人物は沢山出てくるので、雰囲気を作るのが大変な作品です。ですがそこはPODのみなさん。ブログなんかでもわかるように、みなさん仲が良くて、世代も近い。そんな団員のみなさんの雰囲気をうまく舞台に生かしていたなぁと思いました。

そして我らが天神さんも、その幼馴染と友人たちという主要メンバーの中に入っていたのですが、しっとりと、ふんわりと、空気に馴染むようにその世界に入っていました。流石です。
雰囲気を壊すことなく、その中の流れを掴んで乗るというのは難しいと思うのですが、スッといつものようなお芝居でしたよ。観に行かれた方はいかがでしたでしょうか?

観終わってから、夕や薫のことや作品やお芝居のことを沢山考えることができて素敵な舞台だったなぁと思いました。自分だったらどの役ができるかなぁ、とか、もっとお客さんの涙を誘うにはどんな演出やお芝居だったらいいかなぁなんて考えたりしましたよ。
えみてんのことを知っているお客さまやファンの方々だったら、天神さんとのとえみをこの作品のどの役にキャスティングするかなぁ~(笑)そんな風に観終わった後楽しむのも面白かな、なんて思いました。

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2019年の観劇始めは、富山大学の劇団ふだいさんの冬季公演、「まばたきの庭」になりました。毎年1月の半ばに冬季公演を行うふだいさん。私もこの冬季公演はできるだけ観に行くようにしています。やっぱり小劇場でのお芝居が好きなのです。

大学の劇団、ということで1年生~4年生までが関わる公演で、4年生は学生生活最後の公演になる人もいると思います。私は1年に1回くらいしか観ないのですが、1年前にみた役者さんがとても上達しているのを見るのがとても好きです。この1年頑張ったんだろうなぁとか、先輩が色々教えたのかなぁとか、その間の時間を感じると私もしっかりやろう!という気持ちにさせられます。

そんなふだいさんの舞台は、真っ白な舞台セットに白い樹、そして白い四角い箱。衣装も色分けがカラフルさを演出していつつも、ベースは白やベージュ。この異世界、不思議な世界観はとても引き込まれます。

作品はシンプルだけれども、想像力や演出で台詞以外を埋めることも必要な台本で、ちょっと難しいなという印象でした。ですが、演出さんと役者さんが同じ世界観を作ろうとしている、そのためにコミュニケーションや共有する時間を沢山使ったんだろうなぁというのを感じました。
この空気感や雰囲気は、演出さんのやりたい、という思いを役者さんが形にしたい、と思ってできたものなんだろうなと思いました。この空気を作れるのは本当にすごいと思いました。

舞台セットだけでなく、照明さんもどんな風に表現しようか考えて明かりを舞台に入れていたと思うし、音響さんも音楽だけでなく、コミカルな演出につながるようなものもあって面白かったです。

全員で舞台を作っている、共有しているというのがとても感じられる公演で、お客さんが沢山来てくださったのもわかるなぁと思いました。

学生さんなので、卒業後は演劇を辞める人も、富山から離れてしまう人もいると思います。また、富山に残って演劇をどうしようかなと思う人もいるかもしれません。そんな人たちが、また演劇を始めるきっかけや、続ける理由や、目標なんかになれるように私も全力で演劇に向かっていこう!と勇気をもらいました!

天神です。
9月ですね。1年ってあっという間に過ぎるなーって思う今日この頃。先日情報公開したえみてんの公演に向けてゆっくりではありますが着実に準備をしています。公演に関しての内容は公式HPから参照下さい。

公式HPはこちらから

さて、先週の土曜日は劇団P.O.Dの記念公演を観劇して来ました。
まずは30周年おめでとうございます。
劇団を継続するってのは本当に大変な中で30年。素直に凄いことだと思います。最近では新人も順調に入っているようで、これからのP.O.Dが更に楽しみですね。
今回の公演でも俺が知らないだけかもわからないですが、初めてみる若手が出演していて。なんだかいいなぁという気持ちが芽生えました。

前に一度見ている役者も確かな成長を感じ取れて、若手もイキイキと芝居を楽しんでいる様が、とっても輝いて見えたってところですかね。
きっとこれから、キャパオーバーになったり、壁にぶつかったり、色んな事があると思うけどその事で演劇を遠ざけたりはしないでほしいなぁと思います。

公演の内容はとっても軽快で楽しい戯曲だなと思いましたよ。色んなキャラクターが出て来てそれぞれに見せ場もある。万人に受ける作品だと思います。
だからこそ若手にはもっとエネルギーを出して欲しかったなあという惜しさを感じました。
会場のウイングウイングは間口が広いホールで、パワーがないと客席の奥までは届かないと思います。
自分では精一杯やってるつもりでもことの外届いてなかったり、自分にも経験があるのでよくわかりますけど生声でホールの芝居は難しいと思います。マイクや完璧な音響設備などがあれば話は別ですが、ちょっとした拡張だと音響スピーカーに負けちゃうし声に合わせると、せっかくのオリジナルのBGMが生きない。これは場当たりなどでバランスを整える事が必要なのですが、なかなか難しいという問題もあるでしょう。
俺もホールでやる時はめっちゃくちゃそこに時間をかけています。そこで必要なのが演者のエネルギー。声の大きさももちろん、一人一人が存在する力を持たなくてはならないと思います。舞台に上がれば、初舞台も、ベテランも一緒です。とにかくエネルギーの発散が見たい。セリフが多少何言ってるかわからなくても、若手の爆発的なエネルギーって言うのは伝わります。俺が!私が!この音楽を引き出してる!みたいな勢い。演劇関係者ではない一般のお客様はそれだけ感動するはずです。小手先の事を得るのではなく、まずは爆発する事からスタートして徐々に抑えていけばいい、P.O.Dの若手のお芝居は最低限それがあってほしい。勝手な希望ですが。ベテランと勢いのある若手がうまく、合致すればもっともっと面白い劇団になると思います。ベテランはうまさを、若手はエネルギーと華を。今回も面白かったですがこれから先コレがP.O.Dだ!みたいな作品をコレからもどんどん作って言ってほしいと思いました。

また見に行きます。

そしてえみてんも、頑張りますよ。

楽しみにしてください。


こんにちは、のとえみです。

劇団P.O.D.さんの創立30周年、第50回公演「スケッチブック・ボイジャー」を観にいってきました。
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ふふふ。P.O.D.さんは当日運営スタッフさんが沢山いらっしゃって、とても丁寧に対応していただきました。

30年もの長い間、演劇を続けて来ておられるというのは本当に凄いなぁと思います。そして、世代も変わっていく中、演劇が好き、P.O.D.さんが好きという方々が続いていっているというのは嬉しいことです。

今回の「スケッチブック・ボイジャー」は、私も好きな、演劇集団キャラメルボックスさんの初期の頃の作品です。再演等もされています。漫画の世界と、漫画を描いているのはら、編集者の諸星の現実を行ったり来たりする、演劇的、キャラメルっぽさが詰め込まれた作品です。
新しく入団された方も沢山いらっしゃって、真っ直ぐにお芝居をされているのが、キャラメルボックスの作品にもとても良くあっていました!

そして、終演後にお写真を一緒に撮ってもらいましたよ!
お題は「作品の中で演った(あるいは出てきた)好きなポーズ!」
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編集者・諸星役の門口さんは、漫画家のはらさんを訪ねた時のチャイムを押すシーンから!
「のはらさーん!いるんでしょー!」
(※のとえみはピッキング中)

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タイタンの王女、夕顔役の南市さんはP.O.D.さんの期待の新星☆ミ 銃を構えるシーンが好き!ということで、背中合わせで!

また、公演にはえみてん12月公演の仮チラシも折り込んでいただきました。
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天神さん渾身の手書きチラシ!水野美紀さんが主宰するプロペラ犬という劇団さんがあるのですが、そこは水野さんが手書きする仮チラシが名物なんだとか。そういうのに憧れていましたよ~!

また、えみてんからのお祝い、差し入れも。
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スペースに乗り切らないくらい沢山の差し入れが置かれていました。P.O.D.さんが築いてこられたみなさんとの関係が素敵だなぁと思いました。


公演がひとつ終わると、えみてんの公演が近づいてくるな~という実感がじわじわと。色んなお芝居が県内にはあります。来週は血パンダさんも公演されますね。えみてんの公演も詳細を発表していますので、ご予約をお忘れなく!

公式web emi-ten.com
★チケットご予約はこちらから!

★メッセージ動画もアップできたらいいな~

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★えみてんふたりのコメントなどはブログに詰め込んでます

★インスタ始めました!えみてんのオフショットなど!

こんにちは、のとえみです。

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先日、劇団すばるさんの公演「露出狂」を観劇させていただきました!
すばるさんは団員さんも多く、役者さんのレベルも高いので、登場人物が多い作品でも軒並みクオリティの高い作品に仕上げられるのが強み。客席もお客さまでいっぱいの県内人気劇団さんなのです。

「露出狂」は、演劇部の高校生にも人気の劇団(http://gekibu.com/archives/1257)、柿喰う客さんの作品です。作、演出の中屋敷さんは高校演劇出身。以前、石川にもツアーで公演に来ておられました。結構独特の演出だったり、役者さんもパワフルかつ繊細な方が多いように思います。

そんな柿喰う客の作品をすばるさんが!しかも、登場人物は全員女子高生!もちろん役者さんたちは高校生ではないですし、ましてや女子でもない人が!(笑)ですが、観ていると全員、どの役も女子高生に見えるから不思議!最終的には「カワイイ!」という感想が出てきます(笑)すごいです。

みなさんとても楽しそうで、こんなに沢山演劇を楽しんでいる方がいるんだな~と思うととても嬉しかったです!!

秋頃からは県内のアマチュア劇団の公演が続々と続くみたいなので、今年も芸術の秋は観劇で決まりですよっ!

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