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2019年の観劇始めは、富山大学の劇団ふだいさんの冬季公演、「まばたきの庭」になりました。毎年1月の半ばに冬季公演を行うふだいさん。私もこの冬季公演はできるだけ観に行くようにしています。やっぱり小劇場でのお芝居が好きなのです。

大学の劇団、ということで1年生~4年生までが関わる公演で、4年生は学生生活最後の公演になる人もいると思います。私は1年に1回くらいしか観ないのですが、1年前にみた役者さんがとても上達しているのを見るのがとても好きです。この1年頑張ったんだろうなぁとか、先輩が色々教えたのかなぁとか、その間の時間を感じると私もしっかりやろう!という気持ちにさせられます。

そんなふだいさんの舞台は、真っ白な舞台セットに白い樹、そして白い四角い箱。衣装も色分けがカラフルさを演出していつつも、ベースは白やベージュ。この異世界、不思議な世界観はとても引き込まれます。

作品はシンプルだけれども、想像力や演出で台詞以外を埋めることも必要な台本で、ちょっと難しいなという印象でした。ですが、演出さんと役者さんが同じ世界観を作ろうとしている、そのためにコミュニケーションや共有する時間を沢山使ったんだろうなぁというのを感じました。
この空気感や雰囲気は、演出さんのやりたい、という思いを役者さんが形にしたい、と思ってできたものなんだろうなと思いました。この空気を作れるのは本当にすごいと思いました。

舞台セットだけでなく、照明さんもどんな風に表現しようか考えて明かりを舞台に入れていたと思うし、音響さんも音楽だけでなく、コミカルな演出につながるようなものもあって面白かったです。

全員で舞台を作っている、共有しているというのがとても感じられる公演で、お客さんが沢山来てくださったのもわかるなぁと思いました。

学生さんなので、卒業後は演劇を辞める人も、富山から離れてしまう人もいると思います。また、富山に残って演劇をどうしようかなと思う人もいるかもしれません。そんな人たちが、また演劇を始めるきっかけや、続ける理由や、目標なんかになれるように私も全力で演劇に向かっていこう!と勇気をもらいました!