instagramでは、舞台写真と一緒に、そのシーンの裏話や、稽古の様子、どんな風にこのシーンが作られていったかなどなどをお届けしています。
舞台写真はもちろん窪田さやかさん! 今回の写真も本当に素敵!!!!

えみてん公式サイトにアップしていないシーンの写真もでてくると思いますので、instaの方もフォローしてみてくださいね。

今回は、お客さまからの感想用紙にあった質問などにちょっとお答えしてみようと思います!


Q.鳥かごはどうやって倒れたの?人力的な!?

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鳥かごについては、何名かのお客様から書かれておりましたが、人力で倒しております(笑)
当初のプランやアイディアは、今とは違う形だったのですが、カウンターをつけるということで、人が潜んでいてもわからないようにできることを生かした人力にしましたよ。

客演に来ていただいた中島さんがアイディアと装置を作ってくれました。稽古の間はビニールひもでやっていましたが、本番は透明なテグスをひっぱって倒す、という方法でした。

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ちなみに、この矢印のところから......
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出入りできるようになっていました(笑)


Q.スランプのスカートがふわっとしていたのは、中に何か着ていたのですか?
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このふわっとした感じを保っていたのは、中にパニエを着ておりました。

1枚欲しいな~と以前から思っていたので、今回購入してみました。他の衣装でも使い道がありそうなので、楽しみです。



Q.アドリブはあった!?
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実はこの稽古場は、アドリブはしない稽古場でした。台本に忠実にやるスタイルで、どちらかというと、台本を1字1句再現したいという感じでした。

ところが......

千秋楽回前に、1度通し稽古をした時、実はアドリブが追加に。
ナイルが小切手を取りに行くシーンで、少し間が出来るため、板垣(天神さん)とギーコ(槙さん)が、世間話で間を繋ぐ、というのをやっていました。そしてそこに加わってくるスランプ(のと)。

通し稽古だけで、本番はやらないんだろうな~と思っていたのですが、千秋楽回だけ、このシーンはアドリブでつないでいました(笑)(しかも割と本気でしっかり会話していました。笑)



公演を観に来ていただいて、思ったことを短い時間の中で書いていただいて本当にありがとうございました!

そのほか、気になったこと、落ち着いてから送ってみたい感想などありましたらこちらをご利用くださいませ。
https://odaibako.net/u/emtntym

今回の裏話は、舞台で使った道具にまつわるお話です。
小道具が結構でてきたので、準備も色々ありました。


最初は、「実は手作り!」という小道具。
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音響も担当してくれたサポートメンバーの堀川さん手作り!ちゃんと「クコの実」も入っています。
クッキーと言えば、舞台中央にあった看板。こちらの看板はのとえみの手描き。
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このクッキーの雰囲気も参考にしつつ、堀川さんはクッキーづくりをしてくれるという嬉しいもの!
そして、この看板用に明かりをつくってくれた照明の髙橋さん。
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まさか看板に明かりを当てるとは思っていなかったので、結構びっくりしました。別々のものなんだけれど、こうやって一つの作品の中に存在してそれが何となく繋がってくるっていうのはとても面白いなと思いました。


次は作品に一瞬しか登場しないくらいの小道具。スランプのクッキーが入選したという雑誌「フェニキアン」。
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こちらは看板と同じ書体でつくってみました。のとえみが作ったものを、デザインをてがけてくれたtakkさんが手直ししてくれました!ちなみに、裏面は、本当に一瞬も見えるかどうかわからないのですが、こんな感じの作り込み。
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実際の戦車内は狭くてこんなものを置ける余裕はないのですが、某戦車が出てくるアニメ作品にヒントを得てこんな風にしてみました(笑)戦車のカラーバリエーションを作っても面白かったですね!なんて話も実はしていました。

その他、レモングラスの紅茶を本当に入れてみたり、コーヒーや紅茶も本物でしたよ。こういった小道具は上手くお芝居の中に取り入れるのは手間がかかるのですが、それを上手に使っていただける出演者の方々で本当に良かったです。

遠目で見たり、お客様から見えるかどうか分からないものですが、力を入れて用意してみました!その他、なるべく世界観を壊さないように、合うように小道具を集めてきたつもりです。最近は安く手に入ったり、インターネットで買えたりして、小道具の準備も比較的楽になりましたよ~!


というわけで、次回はお客さまからの感想用紙に書いてあった、ちょっとした質問にお答えしてみようと思います!

前回のあらすじ
~小屋入りして舞台セットをたてた「計る工房」。美術部分の道具も置いて、これで完成かと思ったその矢先、工房の職人からのたった一言が天地を揺るがした!!!

「なんか、さみしいなぁ。……殺風景。」~


こんにちは、のとえみです。前回からの続きで、今回は舞台セットの舞台美術部分の裏話をお届けしようと思います。

小道具と舞台美術の一部は、「黄兎図画工作」の、のとえみが担当しました。この名前は、私が何か製作物をつくるときに使っている名前です。本当は「黄兎美術」という名前を名乗りたいのだけれど、技術的には「図画工作」レベルなので、黄兎図画工作と名乗っています。いつか美術になれるのを願いつつ!

さて、舞台セットは計る工房、その上に置くものや小道具は黄兎図画工作が担当しました。その時に、こんな感じでどうかな?というイメージボードを書いていたのですね。
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書いている時が実は一番楽しい。実際は舞台セットの作りが変わったり、前後の位置が違ったりして、まったくこの通り、というわけにはいきませんでしたが、これを頭の中に入れつつ、舞台美術を置いていきました。

当初、カウンターの上だけ準備していたのですが、計る工房から、「後ろの壁部分が殺風景だから、何かしたい」という希望がでてきたため、急遽準備をすることに。

のと 「この辺りに飾り棚とか?あったら物を飾れるかも」
天神 「ここに、一応板を渡すつもりでいるんですけど。」
中島 「それだったら、ここに板渡しちゃったほうがいいんじゃない?板ある?」
天神 「あります。」
(当ててみる)
天神 「ちょうどいいっすね。」
中島 「これ、色どうする?先に塗った方が楽。」
天神 「じゃあ、塗りましょう。ありますから、色。」
(色を塗りに行くふたり)

そしてプレビュー公演当日の午前中。
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前日に塗って乾かして置いた板を設置!
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ぶらぶらしていた槙ちゃんをスカウトして、紙を切ってもらいます。高橋ちゃんも周りでお手伝いをしてもらいつつ。
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中島さんにわがままをいって、色々取り付けてもらうのとえみ。
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完成した舞台セットに近づいてきています!

ちなみにコンセプトは、「スランプが集めてきたり、持ってきたもの」。あくまでも、ナイルとスランプのお家で、スランプがカフェっぽくそれっぽいものを集めてきたんじゃないか、という感じをイメージしました。

そしてみなさまに見ていただいた舞台はこちら。
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照明がよりこのお家の雰囲気を出しているなぁ~と思います。

ギリギリまで美術を置くのに時間がかかってしまったり、急遽増やしたりして大変でしたが、私はこういう道具を探して来たりするのが結構好きなので、自分でこだわってつくれたのが本当に嬉しかったです。天神さんのイメージする通りのものは多分つくれなかったと思うけれど、コンセプトを持ちながらつくることができたかなと思います。

次回は、「見えない所にもこだわりを」ということで、舞台で使った小道具の裏話です。
こちらも黄兎図画工作の若干理解されない感じのこだわりをお楽しみください。


こんにちは、のとえみです。
沢山の方に支えられ、ご来場いただいた舞台、「うそつき」。その舞台裏を少しずつですがお届していこうと思います。まずは、お客様からも評判の良かった『舞台セット』です。


こちらは、新進気鋭の舞台セット製作工房、『計る工房』の天神職人がつくってくれました!(笑)
キャッチコピーは「木材から未来まで、何でも計る工房」。

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オフの日だけでなく、稽古の合間や後も少しずつ作業を進めていた天神さん。こうやってみると、めっちゃ孤独な作業に見えます。(実際孤独です)

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「できたー!」って感じで、度々、出来上がったセットの画像が送られてきていました。(かわいい)

そんな舞台セットを実際に組み上げるのは、小屋入りしてから。小屋入り初日は平日ということもあって、少ない人で舞台セットを組んで、照明を吊り込んでいきました。
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黙々と天神さんがパネルを立てていきます。
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舞台中央にあった、「カルタゴ・ノヴァ」の看板。こちらの看板についてはまた別の記事で。
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定期的に、サポートメンバーの能登くんから、仕込みの様子の写真と進捗状況が送られてきていました。午前中は順調だったようで一安心。天神さんも「いい感じ」という進捗のお返事が。

そして客演のおふたりが小屋入りする頃にはこんな感じに!
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珍しいツーショット(笑)

割とゆるめの作りということで、力を加えると倒れるという舞台セット(笑)「計る工房」からもそのような諸注意があり、本番は「よりかかっているけれど、実は力を加えていない」というお芝居をしているシーンも。

これで完成!と思いきや、計る工房から衝撃的な一言が。
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「なんか、さみしいなぁ。……殺風景。」

この一言で、小道具・舞台美術班の黄兎図画工作に戦慄が走るッ!!!
というわけで、この舞台セットに、さらなる美術部分を追加することに!

次回、舞台美術・小道具編、「スランプのインテリア入門」。
お楽しみに......!

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