いつの間にか2020年も3月にはいってました。
こんにちは、天神です。

2020年といえば、うそつきの時に私が次回は2020年を予定しておりますとか宣言していたわけですが、今のところ公演予定はありません。

というのも我々えみてん、富山出身の俳優、西村まさ彦さんが主催するW.V.A 西村まさ彦表現研究所にて、演技講師を務めています。

一期生のオーディションに合格し、これから俳優を目指し学びにきている受講生たちを相手に講師として奮闘の日々を過ごしております。
芝居や演劇を教えるという事は非常に奥深く難しいものですね。一方的にならず、モチベーションを下げさせず、一つ一つ成長を感じさせていかなくてはならない。教えている側も伝える方法を確立し言葉として伝えなくてはいけないわけです。
曖昧な言葉は本当に伝わらないから、自身の持つ知識を整理して、新しい知識を入れる。毎日が勉強です。
えみてん公演を我慢する事に大変ストレスを感じることは勿論ありますが、この1年が我々を1つ上の段階に押し上げ、次回公演に活かせることを信じています。

今世間は大変なことになっていますね。演劇界も、充分な煽りを受けていると感じます。毎日SNSやネットニュースを見ているとほんとに憂鬱な気分になります。相次ぐ公演中止、世間の演劇への考え方、毎日いろんな情報が入ってきます。
誰が悪いわけではないですが、責任を問うならば根本的な別の場所にあると思います。
なんだかうまいこと言えないですけど。

今、考えてる事はたっくさんある。でもそれを表に出さない憂鬱。一個だけ、表に出すならば今起きている事も糧にしてこれからも演劇やるしかないんじゃないですかね。
絶対的に仕方がない事ってあるとおもうからさ。





早いもんで11月ですよ。

今年は途中から年号が変わったりして尚更時間の経過が早いなあなんて思う今日この頃。

天神です。

さて今日は8回目のTEGCです。
今回は前回同様、大王の楽しい戯曲をテキストに読み合わせです。えみてんの公演はガッツリとした会話劇でしたが、このTEGCではいろいろなジャンルの戯曲を読んでいます。
少人数の芝居から大作、大騒ぎの作品から静かな作品、暗い作品から明るい作品まで区切りなく。
前回は経験の豊富なベテランと初めて戯曲を読んだような若手を一緒に読ませてみました。
最初は緊張と戸惑いで、声もでない状況だったのが、ベテランに引っ張られ自分なりの精一杯で読み合わせに真剣に向き合ってました。彼らはこれから乾いたスポンジの様にどんどんいろんなことを吸収していくんだろうな。
自分もだいぶひたひたのスポンジですが見習っていきたいですね。

TEGCでは基本女性がたくさん出てくる戯曲を読むということもあって、役がない場合は簡単な演出をつけたり役を振ったりしているわけですが、いやぁこれが結構疲れる。

個人的なテーマとして実際芝居を共に作ったことがないメンバーでの読み合わせは、とにかく短い時間でメンバーの持っている質を見ながら適切な言葉を伝えるということ。
夢中になって稽古が終わった後はぐったりしながら反省ばかりしています。なかなか難しいもんです。家に帰ってからも頭は冴えちゃって夜更かしもしちゃうのはご愛嬌。

しかしながら伝えることから逃げずにやっていきたいですね。
熱には熱を。です。

今日もどんなメンバーが集まるか楽しみにしながら稽古場に向かうとしましょう。

こんにちは、のとえみです。
TEGCも第6回。この日は、見学の方も沢山来てもらって、とても良い緊張感の中で本読みをしましたよ~。
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今回は新しい台本を使っての、ほぼ初見読み。最初のコンセプト通りに、色々な台本を読んでみるという回でした。ただ、ここはTEGC。演劇をやっているなら知っている人はいないであろう、劇作家で演出家で役者さんの作品をチョイスしました。その方の中では割と「わかりやすい」方の台本でしたね。

何度も読み込んだとしても難しい台本ですが、そこはいきなり本読みに入っても大丈夫なメンバーたち。いや~、このテンポで乗りこなせるのは一緒に演じていても気持ちよかったです。

台本を最初に読むとき、特に今回の作品は「テンポ」を大事にしました。
天神さんからのポイントは「台詞のケツをとってやる」という部分。読みの基礎の基礎、基本中の基本ですが、意外とパッとできる人って少ないんですよね。これができるか出来ないかが、レベルを見るのにもいいものさしかもしれません。
変な間をあけずに、相手の台詞の最後に自分の台詞を繋げていく感じですね。

物理的にただ間をあけずに台詞をすぐ言う......というのでも、形としては成り立ちますが、基本は、「相手の台詞を受けて、返す」というのがベースにあってできることだと私は思っています。
相手の台詞の意図、強さ、勢い、音色、呼吸、全てをちゃんと受けて、返す。これがちゃんとできるからこそ、相手の台詞を殺さずに自分の台詞を繋げていけるんじゃないかなって思います。1回でできるようになるには難しいかもしれませんが、まずは感覚で「受けて、返す」ができるようになって、台本を読んで台詞の意図通り適当に「受けて、返す」が自分の意思をもってできるようになればいいんじゃないかなと思います。難しいんですよね~。

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いい雰囲気でしょ~。

短めの作品ではありましたが、とても良いテンポで、ストレスなく最後まで読み合わせが出来て、気持ちが良かったです。読み合わせでストレスがない、っていうのはTEGCで稽古をする上でのめっちゃメリットだと思います!

こんにちは、のとえみです。
前回に引き続き、TECG第5回のブログです。
超ベテランの有無を言わせぬお芝居を学ばせてもらったわけですが、若手も負けていられません...!まだお芝居をはじめて5年も経っていない役者さんも、もちろんTECGに参加してくれています。

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うんうん、真剣です。
お芝居歴10年オーバーの役者さんと稽古をするのも勉強になりますが、同じくらいの力同士で稽古をするのもとても良いと思います。
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何度もTECGで続けている台本なので、半立ち稽古の形でやっています。天神さんからキャラクターなんかの演出をちょっと受けて試行錯誤するふたりですが、次第にお芝居がかたまってきて、安定してきます。こういう対応の柔軟さ、素直で良いですよね。
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なかなか県内アマチュアの舞台公演じゃ見られない組み合わせでこの笑顔。

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天神さんもエンジンかかってきてますね~。

若手と呼んでいるお芝居歴のふたりですが、台詞やキャラクターに対してはそれぞれ自分なりに演出を受けてやっているな~という印象でした。ここまでスッとできるようになれば(いや、ふたりとも試行錯誤してたけど。笑)、読み合わせからスタートして立ち稽古に入っていくのも問題ないな~と思いました。

誰かが口にしていたかもしれませんが、「動きが難しい」というところ。この次のステップに行くとしたら、きちんと「動き」と「言葉」を連動させる(リンクさせる)というところかもしれません。
台詞はできるけれど、身体が動いていない。どう動いたらいいかわからない。目線、顔を動かすタイミング、振り替えるタイミング、動くタイミング.......。

とある有名演出家さん曰く、「下半身が動いていないとクサい芝居になる。」そうです。

県内の舞台を観に行ったときに、上半身、手や頭は動いているけれど、足が全然動いていなくて棒立ち、っていうのはよく目にします。動機、相手をどうしたいという意図があって、そのために動いたり、言葉を発したりします。それをからだ、言葉と連動させてひとつのお芝居として出せるように、とっかかりみたいな瞬間に出会えたらいいな~と思いますね。


次回は別の台本へ!今までの中でも激ムズ!?な作品が登場です。


こんにちは、のとえみです。
天神さんのブログはいかがでしたか?いや~、私がテンパっていても天神さんがやってくれるから楽でいいですね!(前回は仕事でこの世の終わりみたいな顔になっていました)

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今回も前回まで使っていた女2人芝居の台本を半立ち稽古の状態でやりましたよ。
1ヶ月以上触っている台本なので、そろそろ自分なりの役の感じや、自分だったらこう演じる、というのが明確に見えてきますね。

そんな中印象に残ったのは、「アリと思わせるお芝居」です。

舞台は、自分の見た目(容姿)の情報量がとても多いです。『目は口程に物を言う』、『人は見た目が9割』という言葉もあるように、目からの情報量というのは最初の印象を決めるには十分なものです。
そのため、キャスティングに見た目は大きくかかわってきます。

公演のための舞台、本役であれば、見た目も含めて決まりますが、こういった稽古の時は、見た目や年齢にかかわらず「これをやってみて」という形になります。そんな中で、自分の見た目や年齢では当てられないだろう、という役を演じることになった時、どうその役を演じていくのかというのは、その人のお芝居の力がでるんじゃないかなぁと思っています。

今回もそのようなキャスティングで稽古をしましたが、「この人の演じるこのキャラクターはアリだ。」と納得させられるお芝居を見られました。天神さんも「この人は上手いからみんな見ておくように」という風に言っていましたしね。本気で説得力があるお芝居でした。

今の場合は、見た目や年齢でこの人はこの役にはならないだろうというキャスティングでしたが、見た目も年齢も理にかなっている、妥当だという場合も、アリと思わせるお芝居を作るのは必要だと個人的には思っています。むしろ、見た目も年齢も合っているのだからできないのは逆にダメ、くらいでしょう。そうでなければ、自分がこの役を演じる意味やこの人だからこの役にした、というのが薄れてしまうような気がします。

自分だからできるお芝居、役だと思ってもらいたいな~と私は思いながら役をもらうので、この日の稽古で良いものを見せていただけて感激しました。私もそんな風に思ってもらえるようなお芝居をしたいです。

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